すこしでも外に出ると、暑さで動かなくなるこの体。。。
幼い頃の小さい円形のプールを想い出す。
けれど、もう雨月は、そんな頃を通り過ぎた。。。
今は、プールにいても、ちゃんと堂々と、ビールと煙草を片手に、はしゃぐ子どもを見る歳になった。
もう、小さい円形のプールには入れない。。。
けれど、ビールも煙草も、そして男とも自由に出かけられるようになった。
それでも、小さい円形のプールに入れた頃のほうがよかったの?
ちっぽけな世界で、ちっぽけな悩みしかなくて、ちゃんとそばには親がいた。
男で泣いたりなんてしなかった。
一人で抱え込まなくちゃならない悩みなんてなかった。
全てが一人ではなかった。。。
そう想っても、今あたしは、こうしてもう大人と分類されるような場所まで来てしまった。
男に恋をする楽しみも、淋しさも、知ってしまった。
引き返すことなんて、できないの、わかってるから、あたしは、
こうやって、ちゃんと大人みたいに振舞っている。
それだけが、あたしのプライドなのかもしれない。。。
大人みたいなことをしていることだけが。。。